ラバーダム防湿

2018.01.17

診療コラム

歯科治療は目に見えない「細菌」たちとの戦いです。

むし歯も歯周病も、その全ての病因に「細菌」が存在しています。

 

残念ながら口の中を無菌化することはできません。
腸内細菌と同じように、私たちの体は細菌達と共存することによって成り立っているからです。

しかし「むし歯菌」のように

誤った場所で共存することによって私たちの体が壊れてしまうものは、

私たち歯科医が取り除かねばなりません。

 

私たち歯科医は体の内部に侵入し悪い影響を及ぼす細菌を排除することによって、それ以上の細菌拡散を防ぎ、これ以上の破壊から体を守ることが仕事なのです。

 

でも口の中は様々な細菌の山…

取っても取っても、そのすぐそばから細菌によって汚されてしまうのです。

 

それはまるで川底の泥をすくって乾いた地面を出そうとするようなもの。

何も考えずに掘っても、そこが綺麗になることはありません。

 

そこでこうづま歯科医院では歯科治療の基礎となるダム、
つまり治療中の場所が汚れないための「防湿処置」を大切にしています。

 

 

ラバーダム防湿という手技は昔から確立しているテクニックで

世界レベルの歯科治療では当然ながら必須の治療方法です。

 

 

私たちはこういった一見地味であっても

必要不可欠な手技を大切に考えています。

 

院長 上妻和幸