診療コラム

5D japanファンダメンタルコース5th

IMG_58262014年春から受講しておりました5Djapan ファンダメンタルコース5期を
この週末に修了させていただきました。

このコースでは、大阪の福西一浩先生 南昌宏先生に師事し
根管治療、歯牙の保存、審美修復、咬合論理など
一本の歯を残すことに、全力で取り組む姿勢を教わりました。

私たち歯科医師が行う「治療」
それは「何」を「どう」治しているのか?
今「それ」を「なんのために」しているのか?

根本的な事を、恥ずかしながら「今さら」やっと教わった気がしています。

このコースは新しい歯科治療器具の使い方や テクニックの供与のような
所謂「How to」では決して無かったと思います。

我々、歯科医師が一番最初に行うことは
歯をこねくり回すことでも
人工の歯を作ることでもなく

いかに歯を残すか、いかに歯を守るか

言い換えれば、

いかに健全な細胞を守るか、いかに口腔内バクテリアと闘うか

そこがスタートポイントで無ければなりません。

その上で保存処置があり、補綴・技工技術があり
欠損補綴とその維持があるのです。

そう偉そうに書く私も、歯科医師となって学んできたことは
「いかに口の中を上手にいじることか?」なんだったと思います。

新しいテクニック!…そんな言葉に弱かったかもしれません。

でも歯科医師として本当に大切なことは、いじることより
「守る」という意識があること。
その意識を再認識しなければならないと気付かされました。

How toと思って受講してしまうと、大火傷を追うかもしれません…

それほどに熱い熱い気持ちで、大切なことを教えてくださいました。

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福西先生、南先生をはじめ、インストラクターの先生
そしてサポーターの先生方 本当にありがとうございました。

ブログとしてでしかお伝えできませんが、これだけ大切なことを教えてくださったこと
心より感謝しております。

あとは自分が実践しfeed backしていくことで、恩返しをしていきたいと思います。

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そして共に学んだ沢山の仲間ができました。
皆、熱い思いを持った歯科医師です。

これからも共に歩めることを楽しみにしています!

どうぞよろしくお願いします!

院長